【大好評】「咲満ちて小山正見の俳句フォト カルタ」販売中!

信州へもみじの山へまつしぐら

小山正見

18日は、江東区森下の音楽喫茶店サンメイトで「大花野の会」を行った。八名川小学校時代の保護者のKさんのお力添えによるものだ。句集『大花野』の36句を読み、それぞれが心に残った句や気になった句を出し合い、体験や考えを出し合った。しみじみとした良い会になった。
19日は、長野の小海町で「大花野会」。
こちらは大学時代の友人のIさんが企画してくれた。地域で俳句を嗜んでいる方を中心に集まってくださった。介護真っ最中の方や介護を経験された方が多く、悩みも出され踏み込んだ話し合いになった。
写真は、小海町に向かう途中である。Iさんの話では紅葉は盛りを過ぎたとのことだが、美しい。特にカラマツの林の黄葉には目を見張る。
ドライブは久しぶりだ。ぼく自身は15年前に車を手放した。その後免許も返納した。
最後に運転したのは瀬戸内海のしまなみ街道だった。
この車を運転しているのはぼくではく、iさんである。
東京から小海町まで、ぼくを運んでくれたのだ。 
彼のことは

遠方より友の来たりて明日四月

という俳句フォトエッセイに書いた。
会の後、近くの松原湖を一緒に散策した.。お互いの近況や生き方について時間を忘れて語り合った。
昨日も今日も、ぼくはさまざまな人たちに支えていただいている幸せを胸いっぱいに感じている。
生きているというのは嬉しいことだ。