スーパーの苺の隣西瓜かな
スーパーの苺の隣西瓜かな びっくりした。もう西瓜だ。西瓜は秋の季語である。西瓜が秋の季語とは、俳句を始める前は知らなかった。普通に夏と思っていた。「西瓜が秋」という理由はよく分からないが、かつては西瓜の本格的な収穫時期が...
スーパーの苺の隣西瓜かな びっくりした。もう西瓜だ。西瓜は秋の季語である。西瓜が秋の季語とは、俳句を始める前は知らなかった。普通に夏と思っていた。「西瓜が秋」という理由はよく分からないが、かつては西瓜の本格的な収穫時期が...
道造展五月の風をゼリーにし もし「絵に描いたような抒情」というものがあるとしたら、それは立原道造の詩なのではあるまいか。 夢みたものは‥‥ 夢みたものは ひとつの幸福ねがったものは ひとつの愛山なみのあちらにも しずかな...
振り抜いてシュート一閃青葉風 生まれて初めてリーグのサッカーの試合を観に行った。場所は等々力スタジアムである。川崎フロンターレの本拠地。ぼくも川崎市民だから、一応フロンターレのファンの一人ではある。生のプロ野球を観に行っ...
一時を緑の雨を眺めつつ いつの間にか、どこに行ってもスタバだ。ぼくは酒は飲まないので、喫茶店に行く。別にコーヒーが好きな訳ではない。味もほとんどわからない。自宅に居てコーヒーを飲むことはほとんどない。喫茶店では、何か注文...
濡れつつも活気演出鯉のぼり 場所は江東区の亀戸中央通りである。江東区の商店街と言えば、砂町銀座商店街が有名だが、ここも引けは取らない。安い八百屋さんが並んでいるのが印象的だ。商店街に鯉のぼりが所狭しと飾られていた。生憎の...
今日からは泥んこパークの五月かな 夏休みの児童向け俳句フォト教室の打ち合わせに草加文化会館に担当者を訪ねた。獨協大学前〈草加松原〉という東武線の駅で降りる。こんな駅あったのかな?と一瞬迷った。昔は「松原団地」という名前だ...
三丁目今ジャスミンの花盛り 「三丁目」というと、なんとなく昭和の匂いがする。映画「三丁目の夕日」の残像のせいだろう。先日、私も所属する日本学校俳句研究会の仲間が感泣亭に来てくれた。「春のつどい」と称して「俳句フォト」の研...
春の宵金色夜叉の動き出す 金色夜叉とは、明治の文豪尾崎紅葉の小説の題名である。熱海の海岸にある貫一とお宮の像は観光名所になっている。「来年の今月今夜、この月を僕の涙で曇らせてみせる」の台詞は有名だ。この小説は、五年間にわ...
ゴーデンウィーク空つぽになるパーキング 快晴である。今日は暑くなる予報だ。我が家のそばにあるパーキング。いつもは停めるのが難しいほど、混んでいる。そのパーキングに車一台もない。シェア用の車もない。そうか、ゴールデンウィー...
したたかに道を打ちたる春の雨 昨日は、寒い雨になった。この時期の寒さを何と表現すればいいのだろう。「花冷」の「花」はもう散ってしまっているし・・・「リラ冷」は今頃だろうが、近所に「リラ」はない。使うとすれば「木の芽冷」?...