俳句フォトエッセイ2024.11.24ことごとく冬に入りたる木立かな小山正見写真は、日吉公園である。通称井田山と言われる丘陵の一角にある。横浜市と川崎市の境にある公園だ。昔はこの辺りは梅林で、入ることはできなかった。梅林の脇の細い道を登っていくと崖の上に出た。その崖を滑って遊ぶのが子どもの頃の僕らの日課だった。いつの間にか、写真のような素敵な公園に生まれ変わっていた。ここから井田山の尾根道を行くと、井田病院まで10分ほどである。その先には、おしゃれな住宅街が広がっている。公園の横はこれまで広い畑だったが、重機の音が響いている。どうやら住宅が建設されるらしい。以前にあった鯉の養殖場も住宅に変わっていた。遠くには、武蔵小杉のタワーマンションが立ち並んでいる。数えてみると13棟。更に大規模なタワマンが3棟立つ予定らしい。今日は、中原区役所が主催する「ご近所散歩」の元住吉版。町の案内人の役と俳句フォトの案内の両方が今日のぼくの仕事。それにしても、一年前「俳句フォト」がこれほどの広がりを見せるとは思いもよらなかった。だいたい「俳句フォト」という名前さえなかった。Sさんたちに「これは面白い!広めましょう」と言われなければ、ぼくの趣味の中に留まったままだったろう。4月には「俳句フォトの会」が発足し、公式ホームページが開設された。同時に東京新聞川崎版に「小山正見のかわさき俳句フォト」の連載が始まった。毎月のイベントが積み重ねられ、その度に技術的な課題もクリアーされてきた。今日も感じたのは、俳句フォトは楽しいということである。第一は、ハードルが低く、俳句未経験者でもたやすく作品ができるからだ。どんな素敵なことでもできなければ少しも楽しくない。第二は、写真と俳句の相乗効果で見栄えのする作品が出来上がるからだ。高性能のスマホを誰もが持って歩いているからこんなことができるのだろう。第三は作品を見合うことによって、お互いに刺激を受けることができるからだ。同じ道を歩いても撮る写真が違う。同じ写真でも目の付け所が異なる。これが新しい発見につながるからだ。次の俳句フォトのイベントは、11月23日(土)の「みんなで楽しむ俳句フォト」の井田編である。申し込みは、俳句フォトのホームページからお願いします。https://www.haikuphoto.jp/
写真は、日吉公園である。通称井田山と言われる丘陵の一角にある。横浜市と川崎市の境にある公園だ。昔はこの辺りは梅林で、入ることはできなかった。梅林の脇の細い道を登っていくと崖の上に出た。その崖を滑って遊ぶのが子どもの頃の僕らの日課だった。
いつの間にか、写真のような素敵な公園に生まれ変わっていた。
ここから井田山の尾根道を行くと、井田病院まで10分ほどである。その先には、おしゃれな住宅街が広がっている。
公園の横はこれまで広い畑だったが、重機の音が響いている。どうやら住宅が建設されるらしい。以前にあった鯉の養殖場も住宅に変わっていた。
遠くには、武蔵小杉のタワーマンションが立ち並んでいる。数えてみると13棟。更に大規模なタワマンが3棟立つ予定らしい。
今日は、中原区役所が主催する「ご近所散歩」の元住吉版。町の案内人の役と俳句フォトの案内の両方が今日のぼくの仕事。
それにしても、一年前「俳句フォト」がこれほどの広がりを見せるとは思いもよらなかった。だいたい「俳句フォト」という名前さえなかった。
Sさんたちに「これは面白い!広めましょう」と言われなければ、ぼくの趣味の中に留まったままだったろう。
4月には「俳句フォトの会」が発足し、公式ホームページが開設された。同時に東京新聞川崎版に「小山正見のかわさき俳句フォト」の連載が始まった。毎月のイベントが積み重ねられ、その度に技術的な課題もクリアーされてきた。
今日も感じたのは、俳句フォトは楽しいということである。
第一は、ハードルが低く、俳句未経験者でもたやすく作品ができるからだ。どんな素敵なことでもできなければ少しも楽しくない。
第二は、写真と俳句の相乗効果で見栄えのする作品が出来上がるからだ。高性能のスマホを誰もが持って歩いているからこんなことができるのだろう。
第三は作品を見合うことによって、お互いに刺激を受けることができるからだ。同じ道を歩いても撮る写真が違う。同じ写真でも目の付け所が異なる。これが新しい発見につながるからだ。
次の俳句フォトのイベントは、11月23日(土)の「みんなで楽しむ俳句フォト」の井田編である。
申し込みは、俳句フォトのホームページからお願いします。
https://www.haikuphoto.jp/