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風薫る感泣亭の談話室

小山正見

今日から六月であるが、また一つスペース感泣亭に新しい企画が加わった。
題して「感泣亭おしゃべり会 『あなたを語る会』」である。
「あなた語る人、私聞く人」ではなく、誰にでも語るべきものがあるというのが、コンセプトだ。
第一回目のゲストは、今宮清明さん。長年川崎で特別支援教育に携わってきた方である。
現在でも教育に関わるお仕事をされている。
その今宮さんが提案して下さったのが、なんと「香道」。
源氏香という江戸時代から続く遊びである。簡単に言えば、五種類の香りを聞いて(香道では、匂いをかぐことを「聞く」というらしい)同じか違うかを当てるゲームである。
源氏香は、源氏物語の五十四帖の一番最初の「桐壺」と最後の「夢浮橋」を除いた五十二帖を用いてお香の組み合わせを当てるという優雅な遊びだ。
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匂い音痴のぼくは、全く歯が立たなかった。Aさんは全てわかったというから驚異だ。
世の中は知らないことばかりだ。
今宮先生は、茶道も四十年続けておられるという。
今日初めてお目にかかったBさんは、五四歳になってピアノを始められ、ショパンの曲を次々と制覇されているらしい。実はBさんは我が家のご近所にお住まいで、通りかかるといつも美しいピアノの聞こえてくる謎が解けたが、何とも凄い人がいるものだ。
あっという間に二時間が過ぎ、次の七月の会(七月六日)には、民生委員をされているWさんに「ゲスト」になっていただくことに決まった。
スペース感泣亭は、今はグループホームに入居している妻の邦子の生きがいであった。
地域の方々のたまり場を作りたいという願いから自宅を改装し、感泣亭お食事会を始めた。が、コロナで閉鎖を余儀なくされ妻の病状も悪化し、休業状態が続いていた。
再開に至ったのは、書家の土井伸さんと偶然出会ってからである。
土井さんと一緒に「豆ちゃんの伝説のお赤飯」を企画し、昨年春からは「サロンde感泣亭」が毎月行なわれるようになった。読書会や大山さんのゲーム個展が始まった。感泣亭句会が再開され、俳句フォトの会も軌道に乗りだした。今月の感泣亭も盛り沢山である。

1日(土) あなたを語る会
3日(月) 初心者俳句セミナー
8日(土) 精麻の紐作りワークショップ
11日(火) 気功呼吸法教室
15日(土) みんなで楽しく俳句フォト元住吉編①
19日(水) 感泣亭句会
22日(土) 樹々のうた、読書会
25日(火) サロンde感泣亭、気功呼吸法教室
26日(水) どいさんの楽しい書の教室
30日(日) どいさんの楽しい書の教室

ご興味のある方は小山まで連絡して下さい。