俳句フォトエッセイ2024.10.02秋日和伊右衛門カフェの一休み小山正見まだ暑いとはいえ、すっかり秋の気配だ。川崎に出たついでに前から一度でも入りたかったラゾーナにある「伊右衛門カフェ」に寄った。あのペットボトルの「伊右衛門」である。ペットボトルのお茶の売り上げは伊藤園の「お〜いお茶」が絶対王者の地位にいるが、今年前半はその「お〜いお茶」を抜いて「伊右衛門」がドップの座にいるようだ。「伊右衛門」はサントリーのブランド。ネーミングの由来は京都の福寿園の創始者福井伊右衛門によるらしい。その福寿園との共同開発がこの名になった。それらしい名前を持ってくるものだと感心する。因みに先日、川崎中原区の100人会議でサントリーの名前の由来を伺った。サントリーの「トリー」は創始者の名前である鳥居。サンは赤玉ポートワインの赤玉、つまり太陽→サンなんだと言う。人を食ったような話だが、何とも面白い。この遊び心は日本文化の一つの真髄でもあるだろう。他にも人を食ったようなネーミングは沢山ある。タイヤのブリヂストンは創業家の、「石橋」によることはよく知られている。カメラのキャノンは初代カメラのKWANONからきている。実際当時のマークには千手観音が描かれていたそうだ。洗顔料や健康食品などを販売しているファンケルは、一説によると「不安蹴る」からきていると言うから、何ともはや。なお、ぼくの大好物のカルピスの由来だが、カルはカルシウム、ピスは仏教で最高の味を表すにサルピス」を組み合わせた造語である。これから日本茶カフェは増えるだろうが、「落ち着く」と言う点では僕としては珈琲屋に軍配が上がる。まだまだ甘味屋の域を出ないからだ。長い目で今後に期待することにしよう。
まだ暑いとはいえ、すっかり秋の気配だ。
川崎に出たついでに前から一度でも入りたかったラゾーナにある「伊右衛門カフェ」に寄った。あのペットボトルの「伊右衛門」である。
ペットボトルのお茶の売り上げは伊藤園の「お〜いお茶」が絶対王者の地位にいるが、今年前半はその「お〜いお茶」を抜いて「伊右衛門」がドップの座にいるようだ。
「伊右衛門」はサントリーのブランド。
ネーミングの由来は京都の福寿園の創始者福井伊右衛門によるらしい。その福寿園との共同開発がこの名になった。それらしい名前を持ってくるものだと感心する。
因みに先日、川崎中原区の100人会議でサントリーの名前の由来を伺った。
サントリーの「トリー」は創始者の名前である鳥居。サンは赤玉ポートワインの赤玉、つまり太陽→サンなんだと言う。人を食ったような話だが、何とも面白い。この遊び心は日本文化の一つの真髄でもあるだろう。
他にも人を食ったようなネーミングは沢山ある。
タイヤのブリヂストンは創業家の、「石橋」によることはよく知られている。
カメラのキャノンは初代カメラのKWANONからきている。実際当時のマークには千手観音が描かれていたそうだ。
洗顔料や健康食品などを販売しているファンケルは、一説によると「不安蹴る」からきていると言うから、何ともはや。
なお、ぼくの大好物のカルピスの由来だが、カルはカルシウム、ピスは仏教で最高の味を表すにサルピス」を組み合わせた造語である。
これから日本茶カフェは増えるだろうが、「落ち着く」と言う点では僕としては珈琲屋に軍配が上がる。まだまだ甘味屋の域を出ないからだ。
長い目で今後に期待することにしよう。