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水割もワインも冷も秋の水

小山正見

実は珈琲屋なのだが、夜はバーのようにもなる店だ。だからカウンターに酒が並んでいる。
ぼくは、酒は飲まない。いや飲めない。三代続きの極め付けの下戸だ。
しかし、飲める奴が羨ましい。
酒が飲めれば人生は三倍楽しいものになる。絶対そうだ。
嫌なことを忘れられる。羽目を外せる。
楽しくなる。一日をリセットできる。
だから、羨ましくて、羨ましくてたまらない。
妻は、若い頃は底なしの呑兵衛だった。ぼくの親友のA君の来た時など、二人でウイスキー一本空にした。年に一度は同僚に肩を抱えられて帰ってきた。時には転んで顔に青痰を作ってきた。それでも酒はやめなかった。
それほどに酒は魅力的なのだ。
新酒のことを新走りとも言う。俳句を始めてから知った言葉だ。
酒は秋に仕込む。日本酒もワインも然り。そして酒の生命線は水にあることは間違いがない。正に「秋の水」だ。
ウイスキーはいつ仕込むか知らないがご愛嬌として許してほしい。
酒は飲めないが、飲む雰囲気は大好きだ。
そこで今度「心から楽しむ会津ワインの会」を企画した。
10月12日(土)14時〜17時
参加費は1500円。ほぼ飲み放題、美味しいおつまみ付き。
場所は感泣亭である。
飲みたい方、雰囲気を楽しみたい方は、小山まで連絡してください。