俳句フォトエッセイ2025.04.04春疾風久保建英の豪快弾小山正見風邪引いたのか何もする気がしない。テレビをつけたらW杯最終予選、日本-バーレーン戦をやっていた。前半は、もどかしい試合展開だった。ボール保持は日本が圧倒しているが、攻め倦んでいるもどかしさが伝わってくる。後半は、圧巻だった。久保建英だ。獅子奮迅の働きだ。ドリブルで相手を抜き、シュートチャンスを作り出す。守備に戻って相手の攻撃を止める。そして、鎌田の先制弾を演出した。最後は自ら難しいシュートを決め切った。舌を巻く活躍だ。しかし、ぼくは久保のファンになるかと言えば、きっとならないだろうと思った。最近「推し」という言葉が流行っている。趣味程度なら気にならないが、「熱烈な推し」は何が楽しいのだろうと思ってしまう。人の頑張りに一喜一憂して(自分が頑張るのではなく)一度きりの人生を預けてしまう生き方のどこが楽しいのか。もしかしたら「推し」はその活動の創造性を楽しいんでいるのかもしれないが(笑)W杯で思い出すことがある。2002年の日韓W杯である。当時ぼくは、葛飾区立小菅小学校の校長をしていた。サッカー好きな子どもも多い。「体育館でみんなで応援したらどうか」日本-トルコ戦だった。地元の電気屋さんが校長室のテレビから体育館までケーブルを張ってくれた。プロジェクターで大スクリーンに試合の様子が映し出された。雨の中大勢の子どもや保護者、そして先生方も「ニッポンチャチャチャ」と大声援を送った。都教育委員会からは「いやしくも教員たるもの、勤務時間にテレビなどを見ることがないように」という通達が出されていた。組合の先生が「大丈夫ですか?」と心配してくれた。「テレビを見ているんじゃないよ。子どもたちの管理が必要でしょ(笑)」今でも「ニッポンチャチャチャ」の大声援は、石原慎太郎が好きな「愛国心」と「国際理解」に寄与したとぼくは自負している。
風邪引いたのか何もする気がしない。テレビをつけたらW杯最終予選、日本-バーレーン戦をやっていた。前半は、もどかしい試合展開だった。ボール保持は日本が圧倒しているが、攻め倦んでいるもどかしさが伝わってくる。
後半は、圧巻だった。久保建英だ。獅子奮迅の働きだ。ドリブルで相手を抜き、シュートチャンスを作り出す。守備に戻って相手の攻撃を止める。そして、鎌田の先制弾を演出した。最後は自ら難しいシュートを決め切った。
舌を巻く活躍だ。
しかし、ぼくは久保のファンになるかと言えば、きっとならないだろうと思った。
最近「推し」という言葉が流行っている。趣味程度なら気にならないが、「熱烈な推し」は何が楽しいのだろうと思ってしまう。人の頑張りに一喜一憂して(自分が頑張るのではなく)一度きりの人生を預けてしまう生き方のどこが楽しいのか。
もしかしたら「推し」はその活動の創造性を楽しいんでいるのかもしれないが(笑)
W杯で思い出すことがある。2002年の日韓W杯である。当時ぼくは、葛飾区立小菅小学校の校長をしていた。サッカー好きな子どもも多い。
「体育館でみんなで応援したらどうか」
日本-トルコ戦だった。
地元の電気屋さんが校長室のテレビから体育館までケーブルを張ってくれた。
プロジェクターで大スクリーンに試合の様子が映し出された。
雨の中大勢の子どもや保護者、そして先生方も
「ニッポンチャチャチャ」
と大声援を送った。
都教育委員会からは「いやしくも教員たるもの、勤務時間にテレビなどを見ることがないように」という通達が出されていた。
組合の先生が「大丈夫ですか?」と心配してくれた。
「テレビを見ているんじゃないよ。子どもたちの管理が必要でしょ(笑)」
今でも「ニッポンチャチャチャ」の大声援は、石原慎太郎が好きな「愛国心」と「国際理解」に寄与したとぼくは自負している。