ブレーメン通りにおにぎり屋が開店した。
ブレーメンは人気の商店街だが、個店には、それぞれ栄枯盛衰がある。
住吉書房が閉店したのはショックだった。
跡がどうなるか、何か面白い店ができないかと期待していた。ところができたのはドラックストアにTomod’sである。がっかりだ。元住吉のTomod’sはこれで4店舗目だ。東口、オズ通りに1店舗、ブレーメン通りの200メートルの間に3店舗ある。調剤薬局を入れるとさらに増える。
それだけ需要があるのだろうが、薬屋ばかり、よくやっていけるものだ。何か工夫があるのかもしれない。
他に空き店舗が3つあった。一つは靴のABCマートの跡、もう一つはかつての亀屋万年堂、最後の一つが寿司三崎港（後スシロー）の跡である。
噂によると、靴屋のあとはモスバーガー。亀屋万年堂の跡は町田商店というラーメン屋になるそうだ。そして三崎港の跡がこのおにぎり屋だ。
ラーメン屋は食傷気味だが、おにぎり屋はいいではないか！
ぼくも列の後ろに並んだ。そして気がついた。その場で握っているのだ。確かに値段は高いが、これなら納得。
ブレーメン通りに久しぶりに良い店ができたと嬉しかった。
しかし、長い目で見た時、ブレーメンも危ない。新しい店はチェーン店が圧倒的に多い。これでは、遅かれ早かれブレーメンの独自の良さは消えてしまう。原因は賃貸料の高さだろう。若い意欲的な人たちの参入を阻んでいる壁だ。
しかし、まあとりあえずはこの新しい店を楽しむことにしよう。