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春宵の大東京を一望す

小山正見

よく見ると、写真の右側にスカイツリーが写っているのがわかるだろうか。何処かに東京タワーも写っているはずだ。
手前の帯状に黒々と広がっているのは多摩川である。
これが東京か!感慨深いものがある。大学を卒業してから約50年を私はこの東京で過ごした。
母が年老いて川崎に戻ってからも約10年は東京に通勤した。
川崎が本拠地らしくなってからまだ2年に満たない。
最近になって、ようやく川崎の住人である自覚が出てきた。川崎で暮らさなくっちゃ。そう思うようになった。しかし、川崎のことは全く知らない。
そこで本屋で『ルポ川崎』という本を買って読んだ今年は川崎市政100年にあたるというので記念の写真集にも目を通した。しかし、本だけでは川崎の姿を捉えることはできない。
こどもの頃、川崎球場に巨人・大洋戦を観に行った記憶はあるが、あそこはどうなったのか?初詣で有名な川崎大師も知らない。
今年は一つ川崎を歩いてみようと思うようになった。
まず何処に行こうかか考えていた時に
新聞に川崎の新庁舎落成の記事が出た。最上階が展望台になっていると聞いた。
まずここからだと市庁舎に向かった。
一度行ったら、あまりの眺望の良さにすっかりファンになった。
写真をはその展望台から撮ったものだ。
市庁舎にカフェもできるらしい。
機会があったら、ぜひ訪れてほしい。川崎も捨てたものではない。