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新聞は文化の器貝殻忌

小山正見

新聞をとらない人が増えた。僕はとっているが、読まない日もある。ページを捲ることすらしない日もある。ネットかテレビのニュースで済ましてしまう。それでも世の中で大筋何が起きているかわかる気がするからだ。
YouTubeも情報源だが、トランプを見ればトランプ一色、大谷だったら大谷の記事しか出てこない。どんどん視野が狭くなる。
久しぶりに新聞を読んだ。一面には例の「商品券」問題が取り上げられている。この記事はネットでもテレビでも見た。しかし、ページを繰ると「サイバー防御法案に携帯番号も収集対象」との記事があった。LINEのアカウントも収集対象になるとの政府の答弁だ。だんだんきな臭くなる。
時事川柳欄の「悲しげにブルーライトの灯が消える」が目に入ってくる。石田あゆみはぼくより一つ年下だ。
読書欄ではボブ・ブラック著の「労働廃絶論」が紹介されている。真剣に遊べば生の無限の可能性が爆発していくとの主張だ。
そしてコラム「大波小波」で取り上げられていたのは新美南吉の「ごんぎつね」だ。なぜごんは撃ち殺されたのかを巡る問題を取り上げている。
ごんぎつねは小学校国語教科書で最大のシェアを誇る光村図書のら四年生の看板教材だ。
ぼくも授業で何回この教材を授業をしたことか。
新聞はニュースだけでなく、文化や生き方を紙面で問いかけてくる。
もう少し、しっかり新聞を読まなくてはいけないと自戒した。
今日3月22日は新美南吉の命日で「貝殻忌」というそうだ。これも新聞から学んだ。