俳句フォトエッセイ2024.11.23新そばの味確かむる暖簾かな小山正見昨日は川崎市幸区にある下平間小学校の寺子屋で俳句教室を行った。とても楽しい時間を共有することができた。気負わなければ、子どもばかりか大人だって本当に俳句は楽しい。一人一人発想が異なりお互いの目の付け所に「オー!」と感嘆し合うことになる。この日も参加者それぞれが素敵な小句集を作って楽しんだ。終了後、事務局の方々と懇親会。皆さんの優しさがこの教室を支えていることが実感できた。その中心が以前ご紹介した須磨修一さんである。この日のために、須磨さんは俳句フォトの会にも参加し、授業も参観に来られ、何度も私の本拠地である感泣亭に足を運んでくださった。感謝しかない。その須磨さんが「元住吉によく飲みに行く」と言われる。何処かと思ったら蕎麦屋「やぶ久」だ。写真の店だ。ここは、いい店なのだ。ぼくは妻とよく行った。17時30分の開店と同時に入らないと席が取れない時もあった。妻はとろろ蕎麦を注文することが多かった。グループホームに入居する前のことだ。そのうち外で落ち着いて食事することが難しくなり、外食を諦めざるを得なくなった。この店の箸置きは落花生で、食後殻を割って中身を食べるのが楽しみだった。ぼくが決まって注文したのは野菜天丼である。タレが抜群だった。ぼくは蕎麦はあまり好物ではない。それでも美味いと思う時がある。一つは年越蕎麦だ。独り身の息子の作る晦日蕎麦と詠んだ。畑でお世話になったkさんが毎年ご自分で打って送ってくださる。蕎麦ってこんなに美味いのかと思う。もう一つは新そばである。年に一回は新そばを冷たい汁につけて、その味を確かめることにしている。元住吉「やぶ久」は明らかに名店である。
昨日は川崎市幸区にある下平間小学校の寺子屋で俳句教室を行った。とても楽しい時間を共有することができた。
気負わなければ、子どもばかりか大人だって本当に俳句は楽しい。一人一人発想が異なりお互いの目の付け所に「オー!」と感嘆し合うことになる。
この日も参加者それぞれが素敵な小句集を作って楽しんだ。
終了後、事務局の方々と懇親会。皆さんの優しさがこの教室を支えていることが実感できた。
その中心が以前ご紹介した須磨修一さんである。この日のために、須磨さんは俳句フォトの会にも参加し、授業も参観に来られ、何度も私の本拠地である感泣亭に足を運んでくださった。感謝しかない。
その須磨さんが「元住吉によく飲みに行く」と言われる。何処かと思ったら蕎麦屋「やぶ久」だ。写真の店だ。ここは、いい店なのだ。
ぼくは妻とよく行った。17時30分の開店と同時に入らないと席が取れない時もあった。妻はとろろ蕎麦を注文することが多かった。グループホームに入居する前のことだ。そのうち外で落ち着いて食事することが難しくなり、外食を諦めざるを得なくなった。
この店の箸置きは落花生で、食後殻を割って中身を食べるのが楽しみだった。
ぼくが決まって注文したのは野菜天丼である。タレが抜群だった。ぼくは蕎麦はあまり好物ではない。それでも美味いと思う時がある。
一つは年越蕎麦だ。
独り身の息子の作る晦日蕎麦
と詠んだ。畑でお世話になったkさんが毎年ご自分で打って送ってくださる。蕎麦ってこんなに美味いのかと思う。
もう一つは新そばである。年に一回は新そばを冷たい汁につけて、その味を確かめることにしている。
元住吉「やぶ久」は明らかに名店である。