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新しき友は良き友山滴る

小山正見

同じ様な頭が二つ並んでいるが、左は小山で右は須磨修一さんである。
須磨さんは、住吉小学校での俳句の授業の参観に来て下さったのだ。
先日の俳句フォトのイベントにも参加して下さった。
須磨さんは、現在川崎市教育委員会が進めている「寺子屋事業」の下平間小学校での責任者を務めておられる。下平間小の寺子屋で11月に行なう俳句教室の下見を兼ねてということではあるが・・・・。たかだか二時間のために、これだけ準備される人に出会ったのは、初めてである。
ぼくは、実は南相馬で須磨さんと擦れ違っている。「すごい人がいる」という噂だけは聞いていたがなかなか出会えなかった。
須磨さんは、今の本職は「デジタルストーリーテリング」という映像の仕事をされている。その傍ら東日本大震災について「一人でも多くの人に現状をみてほしい」という気持から南相馬へのツアーを計画し、この十年間で70回近く、のべ850人が参加したという。
今年の3月にも横浜市で震災の経験を語り継ぐ集いをおこなっている。

人が出会うというのは、不思議だ。そこから何かが始まるからだ。丁度二年前、ぼくは、偶然土井伸さんと出会った。感泣亭で毎月2回講座をされている書家の土井さんである。
「サロンde感泣亭」も「俳句フォトの集い」も「豆ちゃんの伝説のお赤飯」も土井さんとの語らいの中で生まれ、感泣亭の活動が軌道に乗った。
畠中さんの「身体を整える気功呼吸法」教室も始まった。加えて、「読書会」も「あなたを語る会」も「大山さんのゲーム個展」「服部剛さんの詩の教室」もである。これらもすべて人との縁だ。
須磨さんとの出会いで何が始まるのか、わくわくしている。