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唐突に春満月と出逢ひけり

小山正見

まずは、お礼。昨日「如月のダウンの白のインパクト」をアップしたが、それに対して「如月のダウンコートの白さかな」との修正案をいただいた。
どうしても、その時の印象が強いと、そこに引きずられてしまう。過剰に言葉に頼ってしまう結果になる。
「白さかな」で十分白は強調されている。
如何に気持ちを抑えることができるかが大切だと思った。ありがとうございました。

肉眼で見た満月は大きい。写真にするとこんなに小さいのかとがっかりしてしまう。
句集『大花野』の最後の句は「春満月」の句だった。

春満月道なき道を照らしをり 正見

今、写真のように春満月は小さくなり光も弱くなっているが、道はまだまだ続いている。
句集『大花野』は3刷になった。ありがたいことだ。
最初に句集を見せたYさんに「10冊ちょうだい」と言われ、びっくりした。幼馴染のMさんは回りの人たちに勧め、回し読みしてくださった。色々な方が『大花野』を広めてくださった結果である。感謝にたえない。
ぼくはこの本をできるだけ多くの人に読んでいただきたいと願っている。そしてこの問題を多くの人と一緒に考えあいたい。
そのために、少人数の「大花野の会」を繰り返し開きたい。これまでにも10回以上行ってきたが、毎回心が通う集いになった。
また、これまでと同様多くの方々に『大花野』を届けるよう、努力を続けていきたい。もし、協力してくださる方がおられたら、ありがたい。
どうぞよろしくお願いいたします。